四角形の辺や対角線の位置関係、角の大きさに着目することで、四角形について振り返る。
既習の四角形を判別するための条件設定をすることで、四角液の性質についての理解を深める。
四角形の辺や対角線の位置関係、角の大きさに着目することで、四角形について振り返る。
既習の四角形を判別するための条件設定をすることで、四角液の性質についての理解を深める。
評価基準 | 学習活動と内容 |
十分 | 複数の判定方法がある2つ以上の四角形について、1つ以上の条件を、正しく設定できる。 |
概ね | 複数の判定方法がある四角形について、少なくとも1つは、正しく条件設定できる。 |
要努力 | 性質がわかりやすい2つの四角形を判別する条件設定ができる。 |
パソコン
教材テンプレート https://app.proanz.com/figure.html
本単元では、正方形、長方形、平行四辺形、台形、ひし形を学ぶ。それらを分類するには、どういう条件にすればいいのかを考えて、既習事項の再整理を行う。三角形では、辺の長さや本数、角の大きさで分別できるが、これらの四角形では、辺と辺、2本の対角線の位置関係にも着目する必要がある。垂直、平行は、いつも直線が横向きとは限らない点にも留意する必要がある。理解の遅い児童には、ノートに図を書かせて、ノートを回して同じ図形を見直してみることで、イメージができやすくなるかもしれない。
大きく分けると、2組の対辺が平行か否かで、平行四辺形のなかまか、台形かに分類されていることに気づかせたい。
次に、平行四辺形の中には、まず辺の長さに着目して、4つの辺が全部等しい正方形とひし形、そうではない長方形があることをおさえられているかを確認する。
正方形とひし形は、2つの対角線が垂直に交わることも共通しているのに、どこが違うのかを考えさせる。
4辺の長さと4つの角が等しいのが正方形である。そのことは、長方形と平行四辺形の違いにも似ている。長方形は、4つの角が等しいのである。