学習活動
既習のかけ算とわり算を、それぞれ、たし算(累加)とひき算(累減)の関係で統合的にとらえる直すことができる。
目標
除法の意味について理解する。
乗法と累加、除法と累減の関係でとらえ直すことができる
プログラミングの繰返しを使って、乗法はかけられる数をかける数分たしていること、除法はわられる数からわる数をひいていること、を対比してとらえることができることができる。
除法で、わられる数からわる数を引くという繰返し処理の終了条件が、あまりの数<わる数であることに気づく。
主な評価規準
<知識・技能>
除法の意味や余りについて理解する。
除法がもちいられる場面を式に表したり、式を読みとたりできる。
除法と乗法や減法との関係について理解する。
除数と商が共に一位数である除法の計算が確実にできる。
簡単な場合について、除数が1位数で商が2位数の除法の計算の仕方を理解する。
乗法は、かけられる数をかける数分だけ、繰返したしていることを理解する。
除法は、わられる数からわる数を、繰返しひいて、わられる数からひけなくなったら(あまり<わる数になったら)、計算終了であることを理解する。
プログラミングを通じて、除法と乗法、除法と減法、乗法と加法との関係について理解する。
<思考力・判断力・表現力>
数量の関係に着目し、計算の意味や計算の仕方を考えたり、計算に関して成り立つ性質を見いだしたりするとともに、その性質を活用して、計算を工夫したり計算の確かめをしたりできる。
数量の関係に着目し、計算を日常生活に生かすことができる。
累加が乗法になること、累減が除法になること、のそれぞれの関係を、繰返し処理を用いて理解する。
<学びに向かう力>
等分除と包含除の意味を、日常場面に適用して考えようとする。
除法は、割り切れる場合と割り切れない場合があることを、現実場面の事象で確かめようとする。
除法と乗法は、互いに逆算になっていることを知り、それぞれの計算の確かめにも使おうとする。
加法が発展して乗法(累加)になり、減法が発展して除法(累減)になっていることに関心をもつ。上学年で累乗を学習するときに、その考えを適用して統合的にとらえられると望ましい。