学習活動
・3年生では、重さ、長さ、かさについて単位を学んでいる。単位の仕組みについて振り返り、単位の種類が違っても、考え方が同じであることに気づかせる。
・Scratch教材で、重さ、長さ、かさ、時間の単位を切り替え、プログラムのどの部分を修正すれば、例えば、重さの単位が長さの単位の関係性を表示できるようになるのかを考えさせることを通じて、単位の仕組みの理解を深める。
学習指導要領第3学年のC(1)長さ,重さの単位と測定で育む「思考力,判断力,表現力等」に関連する学習活動である。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
ア
身の回りのものの特徴に着目し,単位の関係を統合的に考察すること。
第3学年までに学習した長さ(mm,cm,m,km),かさ(mL,dL,L),重さ(g,kg,t)の単位について整理してまとめた表などから,それぞれに共通する関係を調べる。
目標
○重さの意味や、単位と測定の意味について理解する。
○重さの単位「g,kg,t」について知る。
○はかりを用いて、重さを測定することができる。
□プログラミングの条件分岐の考え方を用いて、重さ、長さ、かさの単位に共通する関係について着目し、単位変換の理解を深める。
主な評価規準
<知識・技能>
○重さの単位「g,kg,t」と測定の意味、単位の関係について理解している。また、重さについて、およその見当をつけ、測定に用いる単位や計器を適切に選択するなど、重さについての豊かな感覚を持っている。
○重さについて、単位や計器を適切に選んで測定することができる。
□プログラミングの条件分岐の考え方を用いて、重さ、長さ、かさの単位変換に共通する関係に気づき、それを用いて、時間の単位変換も行うことができる。
<思考力・判断力・表現力>
○重さについて、普遍単位の必要性に気づき、重さの表し方を考えている。
○重さ、長さ、かさについて、1kgは1000g、1㎞は1000m、1Lは1000mLという関係をもとに、単位の大きさについて考えている。
□プログラミングの条件分岐の考え方を用いて、重さ、長さ、かさの単位の関係を応用させ、時間の単位の大きさについて考えている。
<学びに向かう力>
○身のまわりにあるものの重さに関心をもち、重さを数値化して比べようとしている。また、およその見当をつけ、目的に応じて単位や計器を適切に選んで測定しようとしている。
□プログラミングの教材を使い、さまざまな単位での変換を行い、その関係性に気づこうとしている。