水溶液の性質(酸性、アルカリ性、中性)、気体がとけている水溶液、金属を変化させる水溶液など学んできたことを振り返り、理解を定着させる。
既習の水溶液を判別するための条件設定をすることで、水溶液の性質や働きについての理解を深める。
水溶液の性質(酸性、アルカリ性、中性)、気体がとけている水溶液、金属を変化させる水溶液など学んできたことを振り返り、理解を定着させる。
既習の水溶液を判別するための条件設定をすることで、水溶液の性質や働きについての理解を深める。
評価基準 | 学習活動と内容 |
十分 | 複数の判定方法がある2つ以上の水溶液について、1つ以上の条件を、正しく設定できる。 |
概ね | 複数の判定方法がある水溶液について、少なくとも1つは、正しく条件設定できる。 |
要努力 | 性質がわかりやすい2つの水溶液を判別する条件設定ができる。 |
パソコン
教材テンプレート https://app.proanz.com/chem.html
条件制御は、「もしAならばXそうでなければY」と、ある条件で分岐するものを見出すプログラミング的思考である。
もし、いきなり水溶液に適用するのが難しい場合には、もっと簡単な例で導入してもいいだろう。
例えば、「もし雨だったら傘を持って行く、そうでなければ持って行かない」など。
本来は条件をゼロから考えさせる方がいいかもしれないが、本教材では、見方別に条件ブロックを与えて、足場をかけ、その条件がどうなればいいのか、ということだけを考えさせている。
理解の遅い子どもには、時間をとって、条件ブロックをひとつひとつ丁寧に考えられるようにするといいであろう。
本教材では、問1から問10まで、基本的な水溶液を2つまたは3つ与えて、それらを分別するロジックを考えさせている。
条件ブロックがヒントになるので、正しく選択できているかどうかが評価のポイントになる。
進んでいる児童に対しては、自分で、別の水溶液に関して、類似の問題を作ることをすすめてもいいだろう。問題の出し合いをすることで、さらに理解が深まることが期待される。