階段の登り方を整理して、順序よく列挙することができる。(知識・技能)
きまりを見つけ、図や表できまりを説明することができる。(思考・表現)
階段の登り方を整理して、順序よく列挙することができる。(知識・技能)
きまりを見つけ、図や表できまりを説明することができる。(思考・表現)
評価基準 | 学習活動と内容 |
十分 | 4段の階段を登るとき、登り方が1、2段ずつの場合の登り方を、落ちや重なりがないように分類・列挙できる |
概ね | 4段の階段を登るとき、登り方が1、2段ずつの場合の登り方を1つ以上列挙できる |
要努力 | 4段の階段を登るとき、登り方が1段ずつの場合の登り方を列挙できる |
スクラッチテンプレート
063_1_小6算数_場合の数_階段の登り方(1段ずつ)_20191130.sb3 https://scratch.mit.edu/projects/297205603/editor/
063_2_小6算数_場合の数_階段の登り方(1、2段ずつ)_20191130.sb3 https://scratch.mit.edu/projects/297206084/editor/
063_3_小6算数_場合の数_階段の登り方(1、2,3段ずつ)_20191130.sb3 https://scratch.mit.edu/projects/297206441/editor/
登り方が1段ずつの場合、1段ずつと2段ずつの場合、と簡単なものから考えていく習慣をつけることが大切である。
本時では、1段ずつと2段ずつの2通りの登り方があるとき、階段の段数を1,2,3,4段・・・と増やしながら、それぞれの登り方の場合の数を考えさせている。
図で書き出すときには、階段の絵を描いて具体的に表現しようとする児童もいれば、スクラッチファイルの図示のように、矢印に抽象化して考える児童もいる。矢印の向きについても、縦もいれば、横もいる。本時においては、まず、各自の考えやすい図表現で表示させた後に、スクラッチ教材の図表示に帰着させ、クラス全体が同じ図表示をもとに考えることにしている。
自分なりの表現で、5段の階段の登り方が何通りかを求める方法について、説明できるかどうかが評価のポイントになる。
樹形図で考える方法は、6年生にはわかりやすい。1段めからスタートして、全部を1段ずつにする場合、(1,1,1,1,1)と表現したとすると、( )内の数字の和が5になるような、1と2の組み合わせを求めればいい。
(2,1,1,1),(1,2,1,1),(1,1,2,1),(1,1,1,2),/(2,2,1),(2,1,2),(1,2,2)
と全部で8通りを書きだすことができる。
もうひとつの方法、求めたい段数の通り=1つ前と2つ前の通りの和であることを数列として見つければ、3+5=8と場合の数はわかるのだが、なぜ、このきまりが成り立ち、どう図示されるのかがわからない。「次の時間でその理由を考えよう」というところで、本時は終了する。